「保護犬を家族に」迎える方も少しずつ増えてきているこの頃。
「初めて犬を飼うけど、保護犬は難しいのでは?」「子犬から育てないと懐かないんじゃない?」と不安に思う方もいるかもしれません。
結論から伝えると
【犬を飼うのが初めてでも保護犬は飼える。むしろ初心者こそおすすめ!】です。
「保護犬」とは?
飼い主に捨てられたり、迷子になって飼い主が現れない状況などで、愛護センターや動物愛護団体に一時保護されている犬のことを指します。
元々飼われていたが飼い主の都合で捨てられた子、ブリーダーからのレスキューで元繁殖犬の子、元野犬、高齢飼い主が飼いきれなくなった子、迷子で愛護センターに入っていた子、、、
このように一言で「保護犬」といっても本当に様々な理由があり、一概に”保護犬を飼うのは難しい”とは言えません。もちろん難しい子もいるのも事実です。
🐶おすすめする理由①
【信頼できる知識と経験を持った愛護団体スタッフに相談できる。】
初めて犬を飼う人にとっては不安や心配、わからないことが沢山あると思います。
ペットショップなどで飼う場合はその場での相談は出来るかもしれませんが、実際に迎え入れてから出てくる問題や不安事をプロに相談できることはとても大きな安心に繋がります。
🐶おすすめする理由②
【性格が安定している(成犬を迎える場合)】
成犬をお迎えする場合、ある程度その犬が”どんな子”で、”これが好き””あれが嫌い”など性格も安定しています。
子犬は性格が変化するので予測不能であり、またお世話もとても大変ですが、成犬だとトイレトレーニングやしつけがある程度済んでいることもあります。
🐶おすすめする理由③
【愛護団体が家族・生活に合う犬をマッチングさせてくれる】
犬を飼うのが初心者の方に、いきなり扱いが難しい犬をアテンドすることはありません。
「小さいお子さんがいる」
「高齢の方がいる」
「アウトドアが好きで犬も一緒に連れて行きたい」
「のんびりゆったり暮らしたい」
など、それぞれの生活スタイルに合った性格の犬を紹介してくれるため、実際に家族に迎えた時のイメージがしやすくなります。
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「子犬から飼わないと懐かない」なんてことはありません。
愛情を持って接していれば、成犬から迎えることに何の問題もないと思っています。
ペットショップやブリーダーから迎えても、はじめは初心者であることに変わりはありません🐕🔰
しかし、保護犬を迎え入れるということは、ペットショップやブリーダーから迎え入れるのとは違い、審査があります。
愛護団体は「二度と悲しい思いをさせてはいけない」という思いで活動しています。
審査に通らないこともありますが、その場合は客観的にみて「今は犬を飼える状況ではないのかもしれない。」と冷静になることも大切です。「飼わない」という選択肢も立派な動物愛護だと思っています🌼
「これから犬を飼いたい」と考えている方は是非、
「保護犬」を迎えるということを選択肢に入れてみてください。
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